ドナルド・マクミナミン「共同的修復的実践」アンケート結果

ナラティヴ・カーニバル 2022 アンケート結果
2022-10-25
リスニング実践トレーニングコース(平日昼開催コース)(第8期)
2022-11-21
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ナラティヴ実践協働研究センター主催トレーニングコース特別ワークショップ
ドナルド・マクミナミンの「共同的修復的実践――新しいアイデンティティのストーリーと修復された関係」を、11月3日木曜日から6日日曜日まで開催いたしました。ワークショップに対するアンケートを頂戴していて、ホームページに公開していいと許可をもらったものを掲載いたします。

なお、「共同的修復的実践――新しいアイデンティティのストーリーと修復された関係」の詳細については、アンケートの後に掲載しています。

1.ドナルド・マクミナミンの「共同的修復的実践」に参加しての感想、考えたこと、これから取り組んで見ようと思ったことなどを教えてください。

「共同的修復的実践」参加者に共有し、NPACCのホームページにも掲載していい

14日間、有難うございました。私にとっては、盛沢山の重要な内容ばかりで、この後十分な振り返りと整理が必要だと考えています。ただすべての内容(ドナルドの講義、セッション)共に内容が濃く、1つでも多く自分のものにしていきたいと強く思いました。習得するまでには長い道のりだと思いますが、ノロマな亀スタイルで学びを続け、ナラティブマインド&フィロソフィーを意識し続けでいきたいと思います。有難うございました。
2色々と勉強になったのですが、ツリー・オブ・ライフが会話をあつくしていくことにも使える、という話も興味深かったです。また、小さな物語を3つ集めて、その人自身が自分のいいアイデンティティとして自分を見れるように支援することもとても大事なことだと思ったので、精神疾患をもつ人々との会話の際に意識していきたいと思いました。また、子どもが失敗したときなど、家庭での実践でも使えるように思いました。
3司法の場で話しを聴く役割を持つことがありますが、修復できないと双方が思い、諦めた状態でお会いすることが多い中で、何か助けになることはあるだろうかと考える4日間になりました。司法の場に来るまでに修復的実践の機会があれば、どれだけの人が持っている苦悩を少しでも軽くできるだろうかと思います。「誰も責めない」ことを実践することで、苦しみの中から自分に栄養を与えられる人がうまれる可能性があると思いました。カウンセラー自身の栄養にもなりえるのではないかと思います。
4問題が問題である。人が問題でない。人を責めない。共同的修復的実践を学べたことは、今後の現場(産業・教育)で、自身のカウンセリングを通して関わる人へのより良い支援ができることを確信させていただきました。以前から、カウンセリングはアートだと思っていましたが、本日、「カウンセリングはアーティストに近い」という言葉に頷いていました。①問題が明確の場合、②問題が曖昧な場合 ③嫌々面談に来ている人への対応。それぞれ、第一の島から、第2の島からスタートできること。修復の仕方を具体的に学ぶことができました。また、アイデンティティという概念についても学べました。自分が自分らしいある事は、Well-beingにも繋がることです。その人が、自分らしい自分であることを誰がわかっているのか、サポートを引き出す支援、それと、アイデンティティは流動的であること。その中で、その人が「自分らしい自分であること」を支援していくことが、カウンセラーとしての役割でもあることを認識しました。これから、すぐに企業の人事との打合せがあります。問題になっている方が問題になっているので、問題が何なのかを明確にして、行動・行為から紐解いていきたいと思います。ぜひ、今日の学びを産業・教育(スクールカウンセリング)に活かして実践していきます。
5今回のセミナーには、葛藤状態にある10代の若者、家族、組織が関係を修復するために活用したいと思い参加しました。けれど1日目に聞いたのは、人々が自分に栄養を与えるようなアイデンティティを見つけ、そこへ向かうことができるよう支援するために活用できるという言葉でした。修復的実践がそのようなものだとすると、対人支援における、ほぼ全ての場面で活用できるアイデアだと感じました。そして、ドナルドさんの言葉を聴けば聴くほど「なんて応用範囲が広くて、しかも分かりやすい方法なんだろう!」と大好きになりました。
まずは、私たちが運営する施設にやって来た女の子たちと、型破りな才能を一緒に見つけ、より良い物語を集めていくことに取り組み、自分に栄養を与えるアイデンティティやナラティヴを見つけていきたいと思います。私の目の前に現れる人たちは、何らかの損傷を受けています。そうして責められることを恐れていることがとても多いと感じます。
児童福祉の分野は、損傷を受けた物語に溢れていますが、善悪で考え、処罰で対処する文化が染み付いているような気がしています。その文脈の中では、否定的な自己イメージを変えることが難しく、場合によってはむしろ強化されます。大人になっても苦しみの物語を生きている人たちもいます。だからこそ、このアイデアを取り入れた実践してみて、その物語を、私の周囲の仲間・関わる分野の方々・そして地域に、伝えていきたいと思います。
6ナラティブの根本「問題が問題だ。人が問題ではない」に立ち返り、誰も責めずに修復していくアプローチが私の仕事場である学校に必要だと思われた。児童生徒向けのワークショップで対立(それ自体は悪いものではないし新しい咳が開けることもある)と修復をテーマに授業案を考えたい
7ドナルドがつくり出していた穏やかな時間や心地よい雰囲気の中であっという間の時間でした。WSが終わってメモを見ながら振り返ってみると、とてもたくさんのことを学んだことに改めて気づきました。修復的実践はひとつひとつ使えそうな場面に出会った時に使えるようビデオ録画を繰り返し見たいと思っています。
話を聞く場では今回の学びの場のように穏やかに心地よい場をつくっていくとともに、笑顔が少しでも増えるようユーモアも取り入れていけたらと思います。
また、「人が問題ではなく、問題が問題なんだ」という考え方を少しでも多くの人に伝えていくことができればとも考えています。
8ビデオを見てから参加できたので、理解が深まったように思います。ビデオを見れるようにしていただき、ありがとうございました。今回のビデオも見れるのを楽しみにしています。影響を4つの壁である、身体、心や考え方、スピリッツ、関係で聞くことをしたいと思います。
9playfulという言葉が印象に残っています。ドナルドの4日間通しての姿勢が、その姿をとてもあらわしていたように思います。正確に学び、カジュアルに実践する。ドナルドの実践やプロセスをわかりやすく説明いただいたので、日常でナラティヴを実践してみたい、という思いが強くなっています。また、最初の一歩がとても軽くなりました。
自分は大学生のキャリア支援をしているので、大学生のコミュニティで2つの島とボート(MAP2)のインタビューを行い、アウトサイダーウィットネスとしてお互いを招き入れたらとても力強いコミュニティができるのでは、と挑戦したい気持ちが湧いています。
10個人、グループ、コミュニティに対して、今回の講座で学んだ3つの質問を使って働きかけることをやろうと思います。
11以前のワークショップでも感じたことですが、カウンセラーとしての姿勢というか佇まいが、受入れる雰囲気を醸し出しており、見習うべき姿を見せていただきました。教えて下さったことはいたってシンプル。でも一番大切なこと、忘れてはいけないことを丁寧に教えていただきました。〝問題が問題で人が問題ではない〟ということ〝誰も責めない〟ということ。これまでのことばとしては知っていたことに、命が吹き込まれたようなイメージをもちました。そして、一緒により良い物語の制作に取組んでいきます。
12大事なことを繰り返し確認した4日間だったと思います。
ワークショップの最後に参加者が感想を述べた時にも、「問題が問題。人ではない。誰も責められない」というナラティヴ・セラピーが大事にしていることを最も目立ったこととして挙げる人が多かったですが、それは修復的実践に臨む際、きちんと宣言しておく必要があるからでしょう。私たちが生きている世界は、どちらが優れているか、悪いのは(責めを追うのは)誰か、決めずにはいられないような組織のあり方になっています。そこに引っ張られないためにも、最初に宣言するプロセスは重要です。
また、大切な質問ややり方を学びましたが、私たちはアーティストのような活動をしているのだと自覚して、人々のためになることは何かをその時、状況、環境に応じて模索しなければならないと思っており、ドナルドが時々「(決まった)答えはない」と言っていたのは肯けるところです。
人々の大切にしていることを聴き、形に残す時、より分厚いストーリーにするために、今後「図書館のコーナーを作る」という明確なイメージを持ち続けたいと考えています。
13セミナーに参加するにあたっての共通理解として、過去のビデオを視聴して参加することで、さらに新しい内容が学べるという設定は良かったと思いました。
事前セミナーと今回のセミナーを通して、しっかり復習して自分の中に落とし込みたいと思います。
14東京に、時間とお金をかけて学びに行って、それだけのものを私が受け取ることができるのだろうかという不安や迷いの気持ちもありましたが、リアルでドナルドに会えることを楽しもうと参加しました。しかし、今は、参加することができて本当に良かったなーと心から感じています。
温かさとユーモラスに満ち満ちていたドナルドのワークショップの4日間は、とても居心地のいい場でした。そして、ドナルドからの大切なことについての繰り返しの説明。参加者の皆さんとワークを通しての学び。多くの皆さんからの質問は、再びそこに留まって、考え・感じる時間を与えてくれました。
個人(カウンセリング)、二人の間、組織(コミュニティ)、家族の場においての「二つの島とボート」をプロセスを使って、第1の島からスタートする、第2の島からスタートするそれぞれのプロセス。実際の修復の実践。パブリックカンバセーションについて、体験を通しての学びは、そこに新たな疑問が湧いてきて、その疑問に対してドナルドが、一つ一つ丁寧に答えてくれたことでより深い学びができました。
また、ドナルドのデモセッションもとても大切な学びになりました。
今回の学びを自分なりに構造的に整理したいと思っています。

今回のワークショップを含めナラティヴの場で学んだことを労働相談の場でどのように活かしていけるのかは常々私の課題です。
改めて「問題が問題であり、人が問題ではない」「誰も責めない」ということをナラティブセラピーの根底にあることを改めて確認し、そのことを意識しながら相談の場に臨もうと思っています。 
また、ドナルドは、ナラティブ・セラピー以前に、相手の話をしっかり聴くことが大切であると言われていました。労働相談では、「何が起こっているのか」については基本的に聞きます(充分であるかどうかは不明です)が、起こっていることからの影響については、相手の辛さ等が話されれば受止めるものの「起こっていることが、あなたにどのような影響(①身体、②心(感情と考え方)、③スピリチュアル、④関係性)を与えているのか。」について、しっかりと聴くことはありません。目の前に相手の話をしっかり聴くということは、「起こっていることが、あなたにどのような影響を与えているのか」を聴くことであることをもう一度心に留めて、日々の相談に対応していこうと思っています。
15ひとつの語りから次の語りに移るとき、ナラティヴ・セラピーが大切にしていることをドナルドが繰り返し言葉にしていたことがとても印象的でした。
「問題が問題であって、人が問題ではない」「誰にも責めを負わせない」
相手のお役に立ちたいという思いが先行して、本来の目的を見失うことがある私にとって、この言葉を常に見える形でそばに置いておくことの大切さを、改めて教えていただいた時間でした。と同時にそのナラティヴの哲学を、smileを浮かべながらplayfulに私たち伝えてくださったドナルドのカウンセラーとしての変わらぬ姿勢にも心を打たれました。
また「暴力は容認できるものではないが、損傷を与えてしまった人にも敬意を持って接し、尊厳を再生することはできる」という言葉にも共鳴しました。減点主義が私たちコミュニティに蔓延していて、一度マイナスのレッテルを貼られると、そのアイデンティティが固定化されてしまい、復活の芽が育つ機会が殆どないからだと思います。この4日間で学んだことは、日常生活や職場に応用できるエッセンスが満載でした。穏やかにそして粘り強く、このエッセンスを私の現場に広めていきたいです。
16まず、はじめにドナルドさんが「皆さんの活躍が地域の苦悩を少なくしていることに感謝します」と何度かお話しされたことで、一人一人にできることには限りがあるが、みんながそれぞれに行うことが大きな力になっていくんだということを感じました。
問題が問題であり、人が問題ではないということ、誰も責めないことを中心に置くことを常に示して意識することの大切さを学びました。
新しいストーリーや良いアイデンティティをたくさん強化していくということも繰り返し伝えてくださったので大事なことなんだと理解しました。
全ての行動の裏には必ず肯定的意図があることは、確かにそうだと思え、重要な視点だと思いました。
ナラティブの前に、自分がまずは相手の話をよく聴く、十分に語ってもらうことが大切というお話に、相手に向き合う姿勢を改めて確認できました。
取り組むこととしては、会社内の人達の話をよく聴くこと、人が問題ではなく、問題が問題だという認識を持って、その人の行動をジャッジせず、肯定的意図も探っていける余裕で、広く大きく見られるようにしていきたいです。
17「問題が問題なのであってその人が問題ではない」「その人に責めを負わせない」とは、ナラティヴ・セラピーの基本だと知っていましたが、4日間常にそれを全身で味わいながら「共同的修復的実践」とその視点から改めて「ふたつの島とボート」の実践について学び、ワークをしながら考える機会になりました。うまく表現できませんが「あぁ、こういうことなんだ」という思いに近づいたように思います。今すぐに、二人もしくはそれ以上を集めて修復実践をする環境はありませんが、そのエッセンスは毎日の相談業務の中で活用できると思いました。それと同時に「何が起きたのですか?(あなたにとって)」「どのような影響があったのでしょうか」「それを少しでもよくするために何ができるでしょうか」この3つの問いを修復の場で実践することを目指すグループも作りたい(参加したい)とアクションを起こそうと思います。考えるよりも行動してみることが今必要なことだと思っています。今日からの相談現場では「立場表明マップ1」から「立場表明マップ2」から「アクション」からのアプローチを目の前の人を忘れずに取り組んでいきたいと思います。そしてアウトサイダーウィットネスチームの4つの視点やそれを手紙に書くこと(15分で!(笑))も「(ドナルドやこうさんにはなれない)私は、どう始められるか」と思案し実行をたくらんでいます!4日間皆様には大変お世話になりました。私たちが集中して取り組めるようにどれだけの配慮をしてくださったことでしょう。ありがとうございました。そして、初日のスタートに自分自身を修復してワークに臨めるよう助けていただいた葉子さんに心から感謝いたします。リアルでお会いすることができた皆様との会話や皆様からの質問から、色んな視点から考える余地をいただきました。お茶の時間にみなさまから声をかけていただいたこともエネルギーとなり、元気に4日間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
18ナラティヴの根底にあるフィロソフィーと共にどのように協働できるのか、そのためにどのような言葉を我がものとし、どのような視野を持ってどこまでをホールドするのか、そのようなお話を聞いたと感じています。
具体的には、「人が問題ではない。問題が問題だ」「誰も責められない」という言葉が、実際にどのようなことなのか、それを体現する場をどのように作ってきて今にたどり着いているのか、ドナルドのLocal knowledgeも含めてシェアしていただいていたように思います。何よりも、ナラティヴの根底にあるフィロソフィーと実践の部分を日々往復しながら伝えてくださったことで、個人でのセッション、2人の方とのミディエーション、グループでの対話、コミュニティでの対話と、そこにいる人たちをインクルードしながら、誰もが責められることのない対話の場をどのように作ることができるのか、そしてその対話が結果としてのその場の大きさに応じた修復へと繋がるのだということを学びました。
関わっている様々な場での活用が考えられるのと、実際にできるかどうかということはありますが、教育の場において実際の揉め事などが起きたときに、子どもたちの場をファシリテートしたいという気持ちが大きくあります。自身が直接関わるのか、その場にいる人たちがそのような関わりができるようサポートするのか、そのあたりはまだ未知な部分です。
19・クライアント、参加者に話してもらうために質問をすること、誰でもベストバージョンがあることを覚えておきたいです。
204日間を通して「問題が問題である」「人に責めを負わせない」がとても強く残っています。普段は個人セッションが多く、片方が片方を責める話を聴くこともあります。そう言わざるを得ないクライエントの想いを聴きながらも、同時に修復的な視点が持てるように、外在化する会話法をより意識したいと思いました。また、文書化、ツリーオブライフ、グループワークなど、修復的実践をいくつも体験する機会となりました。グループでのディスカッションも楽しめて、様々な学びをすることができました。本当にありがとうございました。

ナラティヴ実践協働研究センター主催

トレーニングコース特別ワークショップ

「共同的修復的実践――新しいアイデンティティのストーリーと修復された関係」

・対面での4日間集中ワークショップ(限定的にオンラインでの参加も対応)
・ニュージーランドからドナルド・マクミナミンを招聘
・通訳にバーナード紫、奥野光、国重浩一

NPACCでは、ニュージーランドからドナルド・マクミナミンを招聘して、会場に集まり対面を基本とする、4日間の集中的なワークショップを企画しました。オンラインでの参加枠も準備しますが、オンラインでの参加には制限が伴いますので、以下の要項をしっかりとご確認ください。

実際の申し込みは、8月7日(日)午前7時からとなります。

■ ワークショップの内容概要

内容は、ドナルド・マクミナミン著『ふたつの島とボート』をベースにして、より発展的、実践的なものとします。そのため、次の点をご理解ください。

  • ワークショップに参加するにあたり、ナラティヴ・セラピーの基本的なことを学んでいる必要があります。
  • 参加申込をされた方で、以前のドナルド・マクミナミンのワークショップに参加されていない方は、延べ3日間のワークショップをビデオで視聴できるようにしますので、参加する前に見ておいてください。
  • ワークショップでは、書籍『ふたつの島とボート』が必要となりますので、お持ちでない方は事前に入手してください。本書は一般の書店では販売しておりませんので、次のサイトから購入してください。 https://npacc.booth.pm/items/2083954 (農文協・農業書センターでも取り扱いがありますので、東京神保町に行く機会がある方はご利用ください。https://www.ruralnet.or.jp/avcenter/
  • 4日間すべてに会場で参加できない場合には、一部オンラインで参加することもできます。
  • ワークショップは、ビデオアーカイブにして、後日視聴できるようにしたいと考えていますが、後日視聴できるという約束まではできません。

■ 会場参加の対象者

本ワークショップは、NPACCでナラティヴ・セラピーを学んでいる人たちのための「特別ワークショップ」という位置づけですので、会場については、一般公開するのではなく、次の方々に優先して声をかけています。

  • ナラティヴ・セラピー実践トレーニングコースの受講者
  • ナラティヴ・セラピー・ワークショップ・シリーズにシーズンパスで参加した人、または全ワークショップを受講した(する予定の)人
  • ナラティヴ・セラピー・プラクティス・シリーズにシーズンパスで参加した人、または全ワークショップを受講予定の人
  • ドナルド・マクミナミンのオンライン・ワークショップのいずれか、または両方に参加した人
  • DCNZが主催したニュージーランドのナラティヴ・セラピー・ワークショップに参加した人
  • オンライン講座カウンセリング・トレーニングコースのモジュールのいずれかに参加した人

■ オンラインでの参加について

オンラインでの参加は、一般から募集いたします。どなたでも参加していただけますが、次の点を理解した上で参加してください。

  • ナラティヴ・セラピーの初歩、そしてドナルド・マクミナミンの「ふたつの島とボート」を最初から学ぶ場ではありませんので、そのことをご理解ください。
  • 参加申込をされた方で、以前のドナルド・マクミナミンのワークショップに参加されていない方は、延べ3日間のワークショップをビデオで視聴できるようにしますので、参加する前に見ておいてください。
  • ワークショップでは、書籍『ふたつの島とボート』が必要となりますので、お持ちでない方は事前に入手してください。本書は一般の書店では販売しておりませんので、次のサイトから購入してください。 https://npacc.booth.pm/items/2083954 (農文協・農業書センターでも取り扱いがありますので、東京神保町に行く機会がある方はご利用ください。https://www.ruralnet.or.jp/avcenter/
  • (重要!) ワークショップ最中には、講師と受講者とのやりとりがありますが、それは会場に参加している人とのやりとりを中心にいたしますので、ワークショップを見ているという側面が目立ってしまうことがあると思います。
  • (重要!) ワークショップで、参加者の間でワークに取り組んでもらうことがありますが、その場合には、オンライン参加者の間で、ワークに取り組むことができます。
  • ワークショップは、ビデオアーカイブにして、後日視聴できるようにしたいと考えていますが、後日視聴できるという約束まではできません。

■ プログラム(暫定案) 一部プログラムが変更になることもあります。

□ 11月3日(木)10時~17時
 Day 1: 「ふたつの島とボート」というメタファーの概要(Overview of Two Islands and a Boat metaphor)
□ 11月4日(金)9時30分~16時30分
 Day 2:私たちのストーリーを集める(Gathering our stories)
□ 11月5日(土)9時30分~16時30分
 Day 3:関係的な修復的実践:コミュニティを作り、修復する(Relational restorative practices – building and restoring community)
□ 11月6日(日)9時30分~15時30分
 Day 4:修復的実践(Restorative practices)

■ ワークショップの詳細

日時:2022年11月3日(木)~6日(日)4日間連続ワークショップ
場所:国際ファッションセンター(東京都墨田区横網1-6-1)
講師:ドナルド・マクミナミン
通訳:バーナード紫、奥野光、国重浩一(通訳は会場参加します)
ファシリテーター:横山克貴、白坂葉子、国重浩一
定員:会場参加(50名程度) オンライン参加(30名程度)
参加費:会場参加 88,000円(税込) オンライン参加 56,000円(税込)