ニュージーランドで感じ、学ぶナラティヴ・セラピー・ワークショップ 2025年8月(Final)

翻訳出版記念:プレイフル・アプローチアンケート結果
2025-02-25
ナラティヴ・カーニバル 2025のお知らせ
2025-03-06
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☆ 2025年は、8月4日(月)~ 8日(金)の日程で開催します。
☆ 通訳付きで、日本語話者のために企画したNZでのワーク ショップとなります。
☆ NZのナラティヴ・セラピストによる5日間の集中研修です。
☆ ワークショップ後のオプションも用意しています。
 土曜日には、オプショナルツアー(有料)
 日曜日には、NPACC主催の無料ワークショップ
☆ 主催は、ニュージーランド法人のNPACC NZ Limited(Director:国重浩一)で、ナラティヴ実践協働研究センターは後援となります。
☆ 将来的には、別の形でNZでワークショップを開催することがあるかもしれませんが、2016年8月から続けてきた形式のワークショップは今回が最終回となります。そのため、比較的参加者が多いのかと思いますが、会場の都合上、参加者は20名までといたします。
☆ 参加申込は、3月16日(日)午前7時からPeatixで仮申込を受け付けます。これは、チケットの枚数を限定できるためです。その後、本申込のためのリンクをお知らせします。仮申し込みをした後は、できるだけすみやかに(1週間以内を目処に)、本申込をお願いします。しばらくしても、本申込をされない場合には、申込をされないと判断することがありますので、ご了承ください。

期間: 2025年8月4日(月)から8月8日(金)(5日間のワークショップ)
   8月9日(土)オプショナルツアー(有料)
   8月10日(日)NPACC主催の無料ワークショップ(任意参加)
   仮込先(3月16日から申込開始): https://nzntws2025aug.peatix.com

費用:ワークショップ参加費+空港/ハミルトン間のシャトルバス代金
  $2,000ニュージーランドドル(ニュージーランドの消費税15%が含まれます)
*渡航費用、宿泊費、および食費は含まれません。
*基本的には、フライトおよび宿泊場所はご自身で手配していただきます。
*ツインルームを希望される方は、こちらで手配することができますので、申込フォームの所定の場所に記入してください。すでにツインルームを共有される人がきまっている方は、ご自身での手配をお願いします。

募集人数: 20名(最小催行人数12名)

対象: 対人援助職についており、ナラティヴ・セラピーのことを学ぼうとしたことがある方、興味がある方
*本ワークショップにおいて、ナラティヴ・セラピーの学習レベルは問いませんが、ワークショップはまったくの初心者に合わせた内容ではありませんので、下記にあげた参考図書を事前に読んでおかれることをおすすめします。

【ワークショップの概要】

ナラティヴ・セラピーを大学院および博士課程の中心に据えているワイカト大学の講師陣、そして、同大学の大学院を終了し、日々実践しているカウンセラーを講師として招き、ナラティヴ・セラピーの基礎と実践を感じ取ってもらうプログラムです。

ナラティヴ・セラピストになるためには、その思想的背景を理解する必要がありますが、書籍などを読んで「理解」するだけでなく、全身でその実践を「感じ取る」ことも重要です。このワークショップを通して、ナラティヴ・セラピーがより身近になり、ご自身の臨床に生きてくることを目指します。

本コースでは、バーナード紫が通訳を勤めますので、英語に自信がない方でも参加できます。

さらに、「ナラティヴ・セラピーの会話術」などを著し、ナラティヴ・セラピーの関係書を訳している国重浩一がファシリテーターを務め、講義の振り返りをします。

【本ワークショップの特長】

☆ ナラティヴ・セラピーの本場でその理論と技術を肌身に感じながら学ぶ
☆ ナラティヴ・セラピー専門大学院の講師陣
☆ ナラティヴ・セラピーの専門大学院で学び、ナラティヴを実践しているセラピストから学ぶ実践
☆ ナラティヴ・セラピー関係書を多数訳している通訳者
☆ 英語で学んだことを深めていくための日本語によるディスカッション

【ナラティヴ・セラピーとは】

ナラティヴ・セラピーは、人々が直面する問題が何であれ効果的に直面できるように、本人自らが実践している価値、技術、知識を人々が認識できるのを助けようとする心理療法の形態です。セラピストは、このような資質の歴史を調査することによって、クライエント自身の新しいナラティヴを共に著述していくように助けます。ナラティヴ・セラピーは、人々の人生を否定的な方法で形作るように要求する支配的なディスコースにチャレンジすることを通して、治療的な会話が社会的正義のアプローチとなるように求めます。
このアプローチは、大部分がオーストラリア人のソーシャルワーカーであるマイケル・ホワイトとニュージーランド人のデイヴィッド・エプストンによって、1970年〜80年代に開発されました。https://en.wikipedia.org/wiki/Narrative_therapy  (国重浩一・バーナード紫訳)

【参考図書】

☆ ナラティヴ実践地図 (Amazon:https://amzn.to/43eGmaG
☆ ナラティヴ・セラピーの会話術―ディスコースとエイジェンシーという視点(Amazon:https://amzn.to/4kkJiZG
☆ どもる子どもとの対話(Amazon:https://amzn.to/4bsn2ZS
☆ ナラティヴ・セラピー・ワークショップ Book Ⅰ&Ⅱ(Amazon:https://amzn.to/4kuIDF8 https://amzn.to/4bmyXsb

【ワイカト大学・カウンセリング大学院】

ハミルトン市にあるワイカト大学では、世界で最も早く、ナラティヴ・セラピーをカウンセラー教育課程の中心に据え、教えてきました。本ワークショップの講師およびセラピストは、すべて、この専門コースの出身者です。
(なお、本ワークショップへの参加によって、ワイカト大学の単位を取得することはできません)

【プログラム】

8月3日(日)
 夕方(4時半頃から): チェックイン&オリエンテーション(日本語)。その後、希望者のみ地元のレストランでの夕食会。
8月4日(月)
 AM: チェックイン&講義「ナラティヴ・セラピー入門」(ポール・フラナガン)
 ランチ(このランチはこちらで準備します)
 PM: 講義「ナラティヴ・セラピー入門」(エルマリー・コッザ&アンジェラ・バー)
8月5日(火)
 AM: 小学校訪問(ハミルトン・イースト小学校)
 PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月6日(水)
 AM: 講義「ナラティヴ・セラピーを取り巻く理論」(ジェニー・スノードン)
 PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月7日(木)
 AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの実践」(ドナルド・マクミナミン)
 PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月8日(金)
 AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの質問」(ゲイル・チェル)
 PM: 振り返り(日本語)
8月9日(土) オプショナルツアー(有料)
8月10日(日) NPACC主催の無料ワークショップ(任意参加)

【宿泊手配について】

ワークショップを行うハミルトン市は、オークランドから南に150Kmほどにある都市です。ワークショップ会場のYWCA Hamiltonは、ハミルトン市の中心街にあります。

以前は主催者側が宿泊料金を参加者に請求して、宿泊場所の手配をおこないましたが、いろいろと調査した結果、ホテル予約サイトからご自身で予約した方が金額的にも変わりませんし、予約の変更、キャンセルも手軽に行うことができます。そこで、ホテルの手配につきましては、ワークショップ会場に近いホテルの一覧を挙げますので、ご希望のホテルをホテル予約サイト(ブッキングドットコム、ホテルズドットコム、エクスペディア、じゃらんnetなど)からご自身で予約していただくようお願いいたします。

なお、世界的に急激なインフレーションに直面していて、さまざまな価格が高騰しています。ホテル代金もかなりの金額になってきていますので、節約したい方は、一緒に来る方を見つけてツインルームをシェアするなどを検討してみてください。NZのホテルは、日本のホテルに比べて、部屋が広いので、ツインルームを共有してもそれほど窮屈に感じることはないと思います。

単独の参加でツインルームを希望される方は、申し込みフォームにその旨をご記入ください。他の参加者と調整を図り、こちらで予約いたします。宿泊料は、ツインルーム料金を二人で折半することになります(宿泊場所は、ベンチューラ インを予定しています)。ただ、他にツインルームを共有する希望者がいない場合には、希望に添えないことがありますことはご理解ください。

なお、帰路でハミルトンからオークランド空港への移動を心配されている方がいらっしゃいますが、オークランド空港から朝の便で出発する場合でも、その日の朝まで宿泊して大丈夫です。その日の早朝にホテルまでシャトルバスが迎えに行きます。ニュージーランド航空の飛行機は、朝8:50にオークランド発を出発しますが、朝4時頃にシャトルバスの迎えが来ます。ですので、前日にオークランドに移動する必要はありません。

【宿泊施設の情報】

〇 Ventura Inn & Suites Hamilton (ベンチューラ)
 日本のシティホテルに近い雰囲気があります。会場のYWCAへのアクセスもよく、近くにスーパーマーケットもあります。ただ、昨年まですべてのプランに朝食が付いていたのですが、朝食はオプションになっています。
 ウェブサイト:https://www.venturainns.co.nz/

◯ Ashwood Manor Motor Lodge(アシュウッド)
 部屋のサイズが広いのが特徴です。ワークショップ会場(YWCA)と町の中心街に近いロケーションです。
 ウェブサイト:https://www.ashwoodmanor.co.nz/
 
〇 Tudor Motor Lodge Hamilton(チューダーロッジ)
 施設自体は少し古いのですが各部屋に調理設備が完備しています。自炊したい人向けです。
 ウェブサイト:http://www.tudormotorlodge.co.nz/index.html

〇 Ramada by Wyndham Hamilton City Center(ラマダ))
 町の中心に位置するホテルです。YWCAからは若干距離がありますが、食事などには便利です。
 ウェブサイト:https://www.wyndhamhotels.com/ramada/hamilton-new-zealand/ramada-hamilton-city-center/overview

◯ VR Hamilton(VRホテル)
 町の中心に位置するホテルです。YWCAからは若干距離がありますが、食事などには便利です。施設自体は古いようですが、部屋にバスタブがあるとのことです(NZではバスタブのあるホテルは少ないです)。
 ウェブサイト:https://vrhotels.co.nz/vr-hamilton/

他にもAirBnBなどで探すことができるかと思いますので、旅慣れている人は検索していただけたらと思います。

【航空券の手配について】

直行便はニュージーランド航空となります。ANAはニュージーランド航空との共同運航便として就航しています。成田空港からのみとなっています。
(東京・成田〜オークランド)
  NZ90: 20:00 東京・成田発 → 翌日 09:25 オークランド着
  NZ99: 10:15 オークランド発 → 当日 18:15 東京・成田着

ニュージーランド航空のサイトでは、成田空港からだけでなく、国内の他の空港からも航空券を購入することができます。また、直行便だけでなく、他の都市を経由しての便を購入することができます。値段は、直行便のものが高い傾向にあります。

その他にも、アジア諸国(韓国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、中国など)の経由でオークランドに入ることができます。

どの便でオークランド空港まで来ていただいても構わないのですが、オークランド空港からハミルトンまでのシャトルバスを手配する都合上、8月2日(土)か3日(日)の午前中には到着するようにお願いします(午後一番ぐらいでも対応できます。シャトルバスが対応できるかどうか不安な場合には連絡してください)。この両日であれば、スタッフがオークランド空港まで迎えに行きます。

この両日以外に到着されるのであれば、ハミルトンまでの移動は各自でお願いいたします。

なお、帰路(ハミルトン⇒オークランド空港)に関しては、各自の都合に合わせてシャトルバスを手配いたします。

【ドル表記について】

為替レート変動分を見越して、ワークショップ金額を決めると結果的に割高になりますので、ワークショップの代金はNZドル建てで表示することにしています。宿泊施設のところで世界的に急激なインフレーションがあると記載しましたが、このワークショップ代金に変更はありません。

【問い合わせ】

国重浩一 (nz@npacc.jp 日本語可)
メールでの問い合わせとなりますが、希望者にはオンライン(ZOOMなど)で話すことも可能です。

【参加申し込み先】

2025年8月4日(月)から8月8日(金)(5日間のワークショップ)
 仮申込先: https://nzntws2025aug.peatix.com

本申込方法:仮申込を完了した後に、Peatixにログインしていただき、「マイチケット」を選択してください。本イベントのチケットにある「イベントに参加」ボタンを押しますと、本申込のためのリンクが表示されます。

※ 仮申込の後、できるだけすみやかに(1週間以内に)、本申込をおこなってください。申込を受け付けたという連絡をいたしますので、その後、航空券、宿泊などの手配をお願いします。しばらくしても、本申込をされない場合には、申込をされないと判断することがありますので、ご了承ください。

ワークショップ代金の支払い方法は、実施が決まった時点でお知らせしますので、その後請求書をお送りします。支払いは、PayPalというシステムを使い、クレジットカードで支払いをお願いする予定です。クレジットカードをお持ちでない方はご連絡をお願いします。

【キャンセルポリシー】

ご入金後~当日の1週間前まで: 参加費の全額を返金いたします。
当日の1週間前~当日まで: 申し訳ありませんが、返金いたしかねます。

【NPACC NZ Limited】

本ワークショップを企画している「NPACC NZ Limited」は、NZの法人です。国重浩一がディレクターを務め、バーナード紫と共同で運営しています。
また、一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)は、本イベントに後援として協力します。本イベントには、NPACCからもスタッフが参加し、ワークショップを支援してくれます。

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