
本プロジェクトに申し込みさせていただいたきっかけは、知人からの紹介でした。私はこれまで自己内省することはあったものの、カウンセリング体験はなく少し身構えていました。
しかし、体験してみると程よい距離感と心地のよい関わりで自然にお話ができました。その後も、普段通りの自分で話したい内容を中心に開示することができ、肩の荷が下りたように少しずつ心が軽くなりました。
都度、問題や課題に強い焦点をあてることなく耳を傾けて下さったことが自然な内省に繋がったのではないかと思います。今回の貴重な体験によって、凝り固まっていた思考を切り替えることができました。
「自然」な関わりが何より有難く、それがナラティブの良さでしょうか、あまやどりプロジェクトの良さでしょうか。そのように受け止めています。
本当にありがとうございました。

真摯に話を聞いていただけるので、今まで言葉で表現することが難しかった部分も、お話しする中で気がついたら言語化できていた、という経験が多くありました。カウンセリングの時間だけではなく、その後の自身の内省にもつながる気付きが多くありました。



自分の思いに、気付くことができるようになった。
私は自分の身体の不調にずっと悩んでいて、生きていくのもしんどい、そんな時に雨宿りプロジェクトに参加させてもらいました。
私に起こっていることを否定せずにただ受け止めてもらうことを重ねて、私は自分の不調を人に打ち明けることができたと同時に、話していくうちに自分が今どんな思いでいるのかに気付くことができました。私は話すことが苦手でしたが、聞いてくれる人、信じて受け止めてくれる人がいることで、私は私のことを話せるようになり、そして自分も話すことで、前よりも私自身の本当の思いに気付くことができるようになりました。
まだ、体調不良とは付き合っていかないといけない状況ですが、私は今以前よりは自分の思いに耳を傾けられるようになったと思います。こんなふうに助けてもらったことも、助けてと言ったことも初めてで、それを受け止めて関わってくださった方には感謝しかありません。
このプロジェクトがあったからこそ、私は今生きてますし、併せてコロナ禍でZOOMを使っての面談の選択肢があったからこそ、私は戸を叩くことができたと思います。
辛くてしょうがない時に手を差し伸べてくれた、NPACCの皆さん、併せてクラウドファンディングなどで関わっていただいた色々な人に感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございました。