
ナラティヴ・リトリート鹿児島「認証のリフレクティング」
2026-05-01
えぬぱっくの本棚(10冊目)『耳の調律』(参加者の声を掲載)
2026-05-16参加者の声(2026年5月16日追記)
ワークショップに参加した人から感想を頂いています。ホームページに掲載してもいいという許可をいただいたものだけ掲載します。
| ブレイクアウトルームに分かれて、「はい話してください」となっても、なかなか言葉が口から出てこない体験をしました。グループの他の方の語りを聞くうちに、「あー、こういうことを話したい。言葉にして伝えたい」と思う気持ちになりました。それがとても印象的でした。一人では言葉にならなくても、他の人と一緒に話すことで生まれてくる言葉があるって素敵だなとも思いました。 |
| 書かれたことの中に答えを解を探しにいくというよりも、書かれ、語られることから、新たな問いが生まれる場であったことが、とても良かったと思いました。 |
| ・人が体験から学ぶことを3つの側面に分けたことは、とてもわかりやすく整理しやすい。 ・組織の体験学習は、組織も個人と同じ「体験学習の循環過程」を歩むと説明するのでなく、「対話する➡共有知化する」の2ステップを交えたモデルで説明していて、その過程の重要性が明快になった。 ・問題を訴えてくるクライエントといかにかかわり、社内をどうAIモードにいざなっていくかについてはブレイクアウトルームで皆、関心を持っていた。外部のファシリテーターがアプリシエイティブなまなざしを持っていても、組織のまなざしの変容を促すのは一朝一夕にはいかないと考えられる。その点が具体的に記載されている第7章を早く読みたい。 ・ブレイクアウトルームでは個人を対象とした仕事の方もナラティヴの知識をもとに体験学習やAIを理解していかれ、両者の親和性の高さと共通する価値を感じた。 |
| カウンセラーとして学び中のナラティヴ・アプローチが、対個人セッションだけでなく、組織(グループ)開発にもきっと活かせると思っている現在地の私にはありがたいプレゼンテーションでした。すでに、AIという理論で体系的に表現してくださっているものを共有させていただけることに、心から感謝します。時間や規範の多い「組織」という単位にコミットする必要性を実感しているEAPカウンセラーとしては、対個人と対組織は区別する必要があるという壁に、毎回葛藤しているのが現実です。でも、個人の集合体が組織であるのだから、対個人で有効なことは対組織でも意味があるだろうと考えている現在地にある私にとって、もしかして同じような価値観を持っている方?(勝手にそう思っています(^-^;)のチャレンジに励まされました。 一方で、個人も組織も原点は個人だという原点を主軸にしたとき、集団になると個人が見えなくなるマジックにどんなことを留意したらいいのか、あるいは変わらないのでいいのか、など、もう少し、私自身も吟味しなければならないことがある余地が多くあることも、あらためて考えさせられる時間になりました。 ただ、個人でも組織でも「認証(アフィリシエイトなまなざし)」を体現し、そのことを組織に広げることは、今ここの私にできる「地道でもコツコツ作業」かもしれないと思わせていただけました。 |
| あらためて体験学習とAIについて、考える機会となりました。 津村さんや垣内さんがどういう思いでAIに取り組み、どういう姿勢でこの本を書こうとしたかがわかりました。 また、ダイアナが4Dサイクルは概念を整理しただけで、それを回すのを目的にしてはいないと言っていたという話しにとても共感しました。手法というよりも、AIは、考え方、人との関わり方の転換にあるということも強く共感しました。 本には、具体的な事例ややりとりが紹介されているようなので、読んでみようと思いました。 個人的には、あらためて「体験」とはなんだろう?という問いが浮かび上がり、それが私の最近の関心事であるナラティヴと情動・身体との関係にどんな意味があるのか、考えてみたいと思いました。 |
| ありがとうざいました。私は体験学習、AIの方面から本を読んだりしたことはあまりありませんが、つんつんの書かれた本をヒントに、社員向けワークショップを企画したことはあります。なぜやろうと思ったのか、それはものすごく凝縮していうと「楽しいから」。楽しんで体験してみんなが何かしらをお土産として持ち帰ってくれるから(とおもっているだけかもですが)ですね。 私は長く会社組織に所属しています。やろうとする正当性を言葉にするよりも、やらないことの正当性の方をたくさん耳にするような気がします、言葉はたくさん押しつぶされて底に沈んでいるものもあります。今回、短い時間出したので、本の内容として、体験学習とAIの効能のようなことをお聞きしたと思っています。また、これはお話からの想像ですが、実際現場でかっきーさんは、まずはその前段で、次に向かっていこうとするためのまなざしや、問いかけを、どんどんと大きなうねりにしていく実践しておられる思いました。もし機会があれば、その実践のあたりのお話も楽しみにしています。 |
| グループで気づきや感想をシェアする機会が自分にとっては非常に有意義でした。自分自身の気づきを言語化するとともに、他の方の発言にも触発され、より多面的・多角的に著書の内容を捉えることができました。また、著者の想いやつんつんの想いにもより深く触れることができました。著書は購入済ですがまだパラパラとして読めていないため、これから読み進めたいと思います。 |
| ご著者本人から熱意あるメッセージを受け取れる場に感謝します。 この本は現場での迷いや選択をこれからどうしたいかを問うものであると実感しました。教科書的な著書ですと、著者が事象やメソッドを定義づけ、判断し、評価する運びが一般的であるところ、この本は定義には触れますが、それが組織にどうリンクするかは読み手の問いと組織の体験学習の共有知の積み重なりでできあがっていくのではないかと感じました。よって、余白がある、しかし、読み方次第では「すっきりしない」となるのも致し方なく、そのすっきりしないに永遠に付き合うのが組織開発だというのが現在地点かなと感じました。 |
| わたしは、仕事において「体験」「経験」を重んじてきたので、『体験学習」という言葉が、どのようなことを意味しているのか、について関心がありました。体験→意識化→分析→仮説化の循環を知り、意識化以降を怠ってきたのかもしれないと思いました。「体験」して、満足したり、「わかったような気になっていた」のかもしれないと。 お話しの中で、「アプリシエイティブな『まなざし』と『問いかけ』がキーワードなのだろうと思いました。そうした姿勢や「まなざし」「問いかけ」が、個人や組織に変化を引き起こすのかもしれないと感じました。おそらく、カッキーとツンツンとお仲間の皆さん方の長年の学習と実践の中で、培われてきた文章なのだろうと想像しました。 |
えぬぱっくの本棚(9冊目)
『組織の体験学習とAI(Appreciative Inquiry)アプローチ アプリシエイティブな「まなざし」と「問いかけ」で組織が変わる』
垣内芳文、津村俊充(著)
■「えぬぱっくの本棚」について
カウンセリングやセラピーに取り組む中では様々な書籍や文献に出会うことになると思います。そうして魅力的な本に出会った時、その本の中身や、そこから着想を得て膨らませたアイデアを、誰かと話したくなった経験は誰にもあるのではないかと思います。NPACCでも、しばしばオフの時間にそうした会話が展開するのですが、この会話をもう少し広げてみることはできないだろうか、と思いました。そこで、その時々に出会い、魅力を感じた書籍や文献をシェアし、興味を持った人たちで会話を広げていくような機会を作ってみたいと考えています。
取り扱う書籍や文献は、NPACCの興味関心上、ナラティヴ・セラピーに関係するものや、近い領域のものになると思いますが、それに限らず大切さや興味深さを感じたものがあれば積極的に取り組んでいきたいと思います。
形としては、プレゼンターが、読んで惹かれた、あるいは発想を膨らませた本の内容をみんなで読んだり、プレゼンターが説明したり、考えたことをシェアしたりしつつ、小グループでのディスカッションなどを通して、参加している人たちで、それを基に会話できる時間を設けていく予定です。
平日夜に2時間半ほどの時間で開催してみようと思っています。連続講座のようなものではありませんので、1回ごとにお申込みいただけます。なお、このイベントの開催は、本との出会い次第ですので不定期になります。
参加したかったけど時間が合わなかったという人のために、その時のプレゼンテーションを録画して、後日視聴もできる形を作っておきたいと思います。
■ 今回の書籍
『組織の体験学習とAI(Appreciative Inquiry)アプローチ アプリシエイティブな「まなざし」と「問いかけ」で組織が変わる』
垣内芳文、津村俊充(著)
■ 本書の概要
人や組織が理想的な変容を実現するために、意図的に関与し働きかけるAIアプローチと簡単に実施できるワークを紹介。組織づくりと変容を目指すファシリテーターに必読の書。
■ 目次構成
はじめに
第1章 人や組織が変わるとは?―体験学習の基本概念
第2章 組織で起こっていること―組織が体験しているグループ・プロセス
第3章 組織の体験学習
第4章 組織の体験学習の原動力を生み出すAIアプローチ
第5章 AIアプローチによる組織の体験学習を取り入れる―2 つの組織での実践事例
第6章 AIアプローチを推進するリーダーシップ―アプリシエイティブ・リーダーシップ
第7章 AIアプローチに向けての3 つの実践
第8章 日常にAIアプローチによる体験学習を取り入れる
第9章 AIアプローチによる組織の体験学習をデザインする
第10章 体験学習とはアクションリサーチだ!!
おわりに
■ 本書の入手方法
3月16日に出版予定です。全国の書店で購入することができます。以下に、アマゾンと楽天のリンクを載せておきます。
Amazon: https://amzn.to/3LYcLwg
楽天ブックス: https://a.r10.to/hNuCoy
■ 著者&プレゼンター(垣内芳文さん)からのメッセージ
本書は、私が研究員として所属していた一般社団法人日本体験学習研究所(通称JIEL、現在は閉所)の代表理事であった、故・津村俊充先生(つんつん)との共著として書き上げました。
「組織開発」「組織変革」「組織変容」など、さまざまな「組織を変える」「組織が変わる」ことを意味する言葉がありますが、そもそも「組織が変わる」「組織をつくる」とは、何をすることなのか? そして、そこでは何が起こっているのか?
そんな問いが、本書につながる長い探求のはじまりにありました。
つんつんと共にしたJIELでの活動や、自身の事業活動を通して、さまざまな人たち、グループ、組織に関わるなかで、人も組織も絶えず体験から学び、変わっていく様子をたくさん目にしてきました。
そしていつしか、難解な専門家の言葉ではなく、誰もが身に覚えのある言葉で「組織の変化」を表現したいと思うようになりました。
それが、表題にある「組織の体験学習」です。
本来、「学習」はニュートラルな概念です。その人やその組織にとって、望ましい側面の学習もあれば、望ましくない、不本意な側面の学習もあります。
それまでに学習されてきた言葉や意味(本書では“知”と表現しています)を用いて人や組織が語られ、現実が構成されていきます。
だとしたら、私たちはどのように体験学習に向き合い、よりよい未来のためにどんなふうにアプローチしていきたいのか―――
このたびお誘いいただいたえぬぱっくの本棚では、その問いに対する私たちなりの考えを紹介したいと思います。
※参加方法および資料の入手方法について:本プログラムに申込完了後、Peatixにログインしていただき、「マイチケット」を選択してください。本イベントのチケットにある「イベントに参加」ボタンを押しますと、参加にあたって必要な情報(ZOOMアドレスと資料のダウンロード先)が表示されます。なお資料は、イベント開催の数日前ぐらいまでにアップする予定です。
■ プログラム
日時:2026年3月27日(金)19:30~22:00
開催形式:オンライン(ZOOM)
今回のプレゼンター:垣内芳文(組織の体験学習ファシリテーター/ 中小企業診断士)
ファシリテーター:国重浩一、白坂葉子、横山克貴
当日参加チケット、及び録画視聴券:¥3,850(¥3,500+税)
参加枠:45名ほど
*録画視聴可能期間は、3か月となります。
申込先:https://npaccnohondana202603.peatix.com
領収書について:Peatixでは、「インボイス制度に対応した適格請求書の発行」ができるようになりました。詳しくは次のリンクをご覧ください。https://help-organizer.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44002459755-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%97%E3%81%9F%E9%81%A9%E6%A0%BC%E8%AB%8B%E6%B1%82%E6%9B%B8%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
主催:ナラティヴ実践協働研究センター




