オンライン講座「カウンセリング・トレーニングコース」平日昼コース(2024~26年)
2024-01-19ナラティヴ・カーニバル 2024のプログラムの公募を開始しました
2024-02-02メディア媒体の多様化と普及によって、現地を訪れるまでもなく現地の様子を映像として見ることができるようになりました。しかし今でも、直接出向いていき、実際に見てみると、映像で見るよりも多くのことを感じ取ることができます。さらに、訪れたところで人生を営む人から直接的に話を聞くことによって、その場所がさらに鮮やかな色彩をまとうようになります。私(国重浩一)のこれまでの経験から言えば、現地の人から話を聞く機会を持つことができたところは、自分の人生にとってもかけがえのない場所になっていきました。
2011年3月11日発生した東日本大震災は、日本人だけでなく、世界中の人々にとっても大きな出来事でした。津波が町を襲う映像が世界中を駆け巡ったからです。震災直後のニュース映像であったり、毎年の特集番組から、東日本大震災ことをかなり知っていることだと思います。ですが、実際にこの土地を訪れ、この土地に住んでいる人から直接話を聞くことは、よりしっかりと現地のことを知る機会となると思います。
NPACCの国重浩一は、気仙沼に緊急派遣カウンセラーとして勤務した経験から、気仙沼や南三陸の人々とのつながりがあります。この時の活動については、次の投稿記事や書籍にまとめてありますので、興味がありましたら、ご覧ください。
- ウェブ投稿記事:『ナラティヴ・プラクティスを通して見た東日本大震災後の気仙沼』(https://ratik.org/704/201305163/) NPO法人ratik
- 電子書籍:『震災被災地で心理援助職に何ができるのか?』(国重 浩一 編著、持留 健吾・西嶋 雅樹・星 美保 著)https://ratik.org/3116/907438036/
さて、国重浩一が昨年9月に拠点をニュージーランドから日本に移しましたので、どこかの機会に気仙沼に再訪する機会を持ちたいと思っていました。その際に、一緒に来て、人々の話を聞きたい人もいるのではないかと思い、NPACCとして、リトリートプログラムを企画いたしました。
ご都合があいましたら、参加の検討をお願いいたします。気仙沼でご一緒できるのを楽しみにしています。
■ リトリートの詳細
日時:2024年4月28日(日)~29日(月)9時半頃~17時頃まで
場所:宮城県気仙沼市(会場は、「気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ」「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」、そして高等学校など、期間中いろいろな場所を訪問します)
内容:震災を経験した人々の話を聞いていきます。そして、そのことをめぐって、それぞれが感じたこと、受け取ったことなどを共有する時間をとっていきます。
語り手:高等学校養護教諭など
ファシリテーター:国重浩一、横山克貴、白坂葉子
募集人数:20名
参加費:二日間参加で26000円(税込)(参加費には、交通費、宿泊代、食事代は含まれません)
申込先:https://narrativeretreat2024.peatix.com/view
■ 宿泊について
スタッフは、気仙沼プラザホテルを拠点とします。参加にあたって、こちらで宿を指定いたしませんので、ご都合と予算に合わせて予約してください。
気仙沼市内のホテルは、ホテル予約サイトで予約するのではなく、直接ホテルに連絡して予約をした方が予約が取りやすい場合があります。また時に、その方が安い場合があります。
気仙沼市内のホテル(こちらで調べることができたものだけです)
- ラ・ジェント・イン気仙沼
- ホテルルートイン気仙沼中央インター
- 気仙沼プラザホテル
- ホテルパールシティ気仙沼
- 気仙沼パークホテル
- サンマリン気仙沼ホテル観洋
- ホテル一景閣
■ 参加にあたって
4月28日(日)の午前中からスタートします。近隣の人でない限り前泊する必要があると思います。
NPACCは、4月27日(土)の午前中に現地の人向けに、無料のワークショップを開催することにしています。ですので、4月27日(土)の午後4時頃からは、気仙沼プラザホテルのロビーにスタッフがいる予定ですので、前日に来ましたら、寄っていただけたらと思います。無料のワークショップの募集については、現地に人々とのつながりで応募していきますので、一般公開する予定はありません。
■ 主催&問合せ先
ナラティヴ実践協働研究センター(narrative@napcc.jp)隠す