ナラティヴ・セラピー・ワークショップ・シリーズ 2022 終了後のアンケート
2022-12-29ナラティヴ・カーニバルのイベント報告書 2022
2023-01-31☆ 2023年はプログラムが若干異なる可能性がありますが、2回実施します。
① 5月1日(月)~5日(金)
② 8月7日(月)~11日(金)
☆ 通訳をつけて日本語話者のために企画したNZでのワーク ショップです。
☆ NZのナラティヴ・セラピストによる5日間の集中研修
☆ ワークショップ後のオプション
土曜日には、オプショナルツアー(有料)
日曜日には、NPACC主催の無料ワークショップ
☆ 主催は、ニュージーランド法人のNPACC NZ Limited(Director:国重浩一)となります。ナラティヴ実践協働研究センターは後援となります。
期間:① 2023年5月1日(月)から5月5日(金)(5日間のワークショップ)【定員に達しました】
5月6日(土)オプショナルツアー(有料)
5月7日(日)NPACC主催の無料ワークショップ(任意参加)
申込先①: https://forms.gle/a9uRoQSYUWMKaeSD9
② 2023年8月7日(月)から8月11日(金)(5日間のワークショップ)【定員に達しました】
8月12日(土)オプショナルツアー(有料)
8月13日(日)NPACC主催の無料ワークショップ(少し長く滞在する人向け)
申込先②: https://forms.gle/bSU8Wez1hrfVjKX66
費用:ワークショップ参加費+空港/ハミルトン間のシャトルバス代金
$2,000ニュージーランドドル(ニュージーランドの消費税15%が含まれます)
*渡航費用、宿泊費、および食費は含まれません。
*基本的には、フライトおよび宿泊場所はご自身で手配していただきます。
*ツインルームを希望される方は、こちらで手配することができますので、申込フォームの所定の場所に記入してください。ご自身で手配するための要領については、本資料の「宿泊手配について」をご覧ください。
募集人数: 18名程度(最小催行人数12名)
対象: 対人援助職についており、ナラティヴ・セラピーのことを学ぼうとしたことがある方、興味がある方
*本ワークショップにおいて、ナラティヴ・セラピーの学習レベルは問いませんが、ワークショップはまったくの初心者に合わせた内容ではありませんので、下記にあげた参考図書を事前に読んでおかれることをおすすめします。
【ワークショップの概要】
ナラティヴ・セラピーを大学院および博士課程の中心に据えているワイカト大学の講師陣、そして、同大学の大学院を終了し、日々実践しているカウンセラーを講師として招き、ナラティヴ・セラピーの基礎と実践を感じ取ってもらうプログラムです。
ナラティヴ・セラピストになるためには、その思想的背景を理解する必要がありますが、書籍などを読んで「理解」するだけでなく、全身でその実践を「感じ取る」ことも重要です。このワークショップを通して、ナラティヴ・セラピーがより身近になり、ご自身の臨床に生きてくることを目指します。
本コースでは、バーナード紫が通訳を勤めますので、英語に自信がない方でも参加できます。
さらに、「ナラティヴ・セラピーの会話術」などを著し、ナラティヴ・セラピーの関係書を訳している国重浩一がファシリテーターを務め、講義の振り返りをします。
【本ワークショップの特長】
☆ ナラティヴ・セラピーの本場でその理論と技術を肌身に感じながら学ぶ
☆ ナラティヴ・セラピー専門大学院の講師陣
☆ ナラティヴ・セラピーの専門大学院で学び、ナラティヴを実践しているセラピストから学ぶ実践
☆ ナラティヴ・セラピー関係書を多数訳している通訳者
☆ 英語で学んだことを深めていくための日本語によるディスカッション
【ナラティヴ・セラピーとは】
ナラティヴ・セラピーは、人々が直面する問題が何であれ効果的に直面できるように、本人自らが実践している価値、技術、知識を人々が認識できるのを助けようとする心理療法の形態である。
セラピストは、このような資質の歴史を調査することによって、クライエント自身の新しいナラティヴを共に著述していくように助ける。
ナラティヴ・セラピーは、人々の人生を否定的な方法で形作るように要求する支配的なディスコースにチャレンジすることを通して、治療的な会話が社会的正義のアプローチとなるように求める。
このアプローチは、大部分がオーストラリア人のソーシャルワーカーであるマイケル・ホワイトとニュージーランド人のデイヴィッド・エプストンによって、1970年〜80年代に開発された。https://en.wikipedia.org/wiki/Narrative_therapy (国重浩一・バーナード紫訳)
【参考図書】
☆ ナラティヴ実践地図
☆ ナラティヴ・セラピーの会話術―ディスコースとエイジェンシーという視点
☆ どもる子どもとの対話
☆ ナラティヴ・セラピー・ワークショップ Book Ⅰ&Ⅱ
【ワイカト大学・カウンセリング大学院】
ハミルトン市にあるワイカト大学では、世界で最も早く、ナラティヴ・セラピーをカウンセラー教育課程の中心に据え、教えてきました。本ワークショップの講師およびセラピストは、すべて、この専門コースの出身者です。
(なお、本ワークショップへの参加によって、ワイカト大学の単位を取得することはできません)
【プログラム①】
4月30日(日)
夕方: チェックイン&オリエンテーション(日本語) 地元のレストランでの夕食会(希望者のみ)
5月1日(月)
AM: チェックイン、オリエンテーション&ランチ
PM: 講義「ナラティヴ・セラピー入門」(エルマリー・コッザ&ポール・フラナガン)
5月2日(火)
AM: 小学校訪問(ハミルトン・イースト小学校)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
5月3日(水)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーを取り巻く理論」(ジェニー・スノードン)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
5月4日(木)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの実践」(ドナルド・マクミナミン)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
5月5日(金)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの質問」(ゲイル・チェル)
PM: 振り返り(日本語)
5月6日(土) オプショナルツアー(有料)
5月7日(日) NPACC主催の無料ワークショップ(任意参加)
【プログラム②】
8月6日(日)
夕方: チェックイン&オリエンテーション(日本語) 地元のレストランでの夕食会(希望者のみ)
8月7日(月)
AM: チェックイン、オリエンテーション&ランチ
PM: 講義「ナラティヴ・セラピー入門」(ポール・フラナガン)
8月8日(火)
AM: 小学校訪問(ハミルトン・イースト小学校)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月9日(水)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーを取り巻く理論」(ジェニー・スノードン)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月10日(木)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの実践」(ドナルド・マクミナミン)
PM: 理解を深めるための振り返り(日本語)
8月11日(金)
AM: 講義「ナラティヴ・セラピーの質問」(ゲイル・チェル)
PM: 振り返り(日本語)
8月12日(土) オプショナルツアー(有料)
8月13日(日) NPACC主催の無料ワークショップ(任意参加)
【宿泊手配について】(1月25日付で変更しています)
ワークショップを行うハミルトン市は、オークランドから南に150Kmほどにある都市です。ワークショップ会場のYWCA Hamiltonは、ハミルトン市の中心街にあります。
以前は主催者側が宿泊料金を参加者に請求して、宿泊場所の手配をおこないましたが、いろいろと調査した結果、ホテル予約サイトからご自身で予約した方が安くなることが分かりました。そこで、ホテルの手配につきましては、ワークショップ会場に近いホテルの一覧を挙げますので、ご希望のホテルをホテル予約サイト(ブッキングドットコム、ホテルズドットコム、エクスペディア、じゃらんnetなど)からご自身で予約していただくようお願いいたします。
〈追記〉COVID-19のパンデミック後、状況が変わってきており、NZのホテルがホテル予約サイトに名前としては載せているものの、そちらからの予約をあまり取らないようにしているようでした。理由としては、手数料が高く負担が大きいとのことでした。そのため、ワークショップ会場近くのホテルを予約するためには、直接、ホテルの予約をする必要があります。宿泊情報を更新し、そこに予約の取り方を動画で説明しましたので、ご自身で申し込んでいただくようお願いします。何かホテルと調整しなければならないことが生じましたら、通訳などで対応しますので、ご安心ください。
また、ツインルームを希望される方は、申し込みフォームにその旨をご記入ください。他の参加者と調整を図り、こちらで予約いたします。宿泊料は、ツインルーム料金を二人で折半することになります(宿泊場所は、ベンチューラかチューダーロッジを予定しています)。
〈コロナ禍の影響〉基本的にハミルトンの宿泊施設は十分にあります。よほど大きな行事と重ならない限り、ホテルが埋まってしまうということはありません。しかし、パンデミックのためにホスピタリティ産業の人手不足が深刻な状況にあるという報道を聞いています。そのような状況があって、部屋をフル活動できない上にあるのかもしれないと思ったところです。
なお、ハミルトンからオークランド空港への移動を心配されている方がいらっしゃいますが、オークランド空港から朝の便で出発する場合でも、その日の朝まで宿泊して大丈夫です。その日の早朝にホテルまでシャトルバスが迎えに行きます。ニュージーランド航空の飛行機は、朝8:50にオークランド発を出発しますが、朝4時頃にシャトルバスの迎えが来ます。ですので、前日にオークランドに移動する必要はありません。
【宿泊施設の情報】(1月25日付で変更しています)
〇 Ventura Inn & Suites Hamilton (ベンチューラ)
バイキング朝食付き、日本のシティホテルに近い雰囲気があります。このホテルがおすすめです!
ウェブサイト:https://www.venturainns.co.nz/
予約の取り方の説明: https://youtu.be/eMXaE4ZsAY4(動画では、クレジットカードで予約するところまで説明できていませんが、一泊分の費用がクレジットカードで前払いとなります)
〇 Tudor Motor Lodge Hamilton(チューダーロッジ)
各部屋に調理設備が完備。自炊したい人向けでここもおすすめです。
ウェブサイト:http://www.tudormotorlodge.co.nz/index.html
予約の取り方の説明:https://youtu.be/9aIoPTeJdNk
〇 Ramada by Wyndham Hamilton City Center(旧Sudima Hamilton(スディマ))
町の中心に位置するホテルです。YWCAからは若干距離がありますが、食事などには便利です。ホテル予約サイトでも予約できます。
× Lake Point(レイクポイント)
部屋に調理設備が完備。自炊したい人向け。上の三つよりも若干遠い。坂の上にあるため少し登ります。(ホテルの予約が取れない状況にあります。
× Ashwood Manor Hamilton Motel(アッシュウッド)
理由は不明ですが、予約が取れない状況です。
【航空券の手配について】
直行便はニュージーランド航空となります。ANAはニュージーランド航空との共同運航便として就航しています。以前は関空からも直行便がありましたが、現在は、成田空港からのみとなっています。
Covid-19パンデミックのために週の便数が少なくなっていましたが、現在は毎日運行しています。
(東京・成田〜オークランド)
NZ90: 18:30 東京・成田発 → 翌日 08:05 オークランド着
NZ99: 08:50 オークランド発 → 当日 16:50 東京・成田着
ニュージーランド航空のサイトでは、成田空港からだけでなく、他の空港からも航空券を購入することができます。別々に購入する場合よりも安くなることがありますので、比較してみてください。
その他にも、アジア諸国(韓国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、中国など)の経由でオークランドに入ることができます。
どの便でオークランド空港まで来ていただいても構わないのですが、オークランド空港からハミルトンまでのシャトルバスを手配する都合上、4月29日(土)か30日(日)の午前中には到着するようにお願いします(午後一番ぐらいでも対応できます。シャトルバスが対応できるかどうか不安な場合には連絡してください)。この両日であれば、スタッフがオークランド空港まで迎えに行きます。
この両日以外に到着されるのであれば、ハミルトンまでの移動は各自でお願いいたします。
なお、帰路(ハミルトン⇒オークランド空港)に関しては、各自の都合に合わせてシャトルバスを手配いたします。
【ドル表記について】
為替レート変動分を見越して、ワークショップ金額を決めると結果的に割高になりますので、ワークショップの代金はNZドル建てで表示することにしています。
【問い合わせ】
国重浩一、バーナード紫 (nz@npacc.jp 日本語可)
ニュージーランドに在住していますので、メールでの問い合わせとなります。なお、希望者にはオンラインで話すことも可能です。
【参加申し込み先】
① 2023年5月1日(月)から5月5日(金)(5日間のワークショップ)
申込先①: https://forms.gle/a9uRoQSYUWMKaeSD9
② 2023年8月7日(月)から8月11日(金)(5日間のワークショップ)
申込先②: https://forms.gle/bSU8Wez1hrfVjKX66
ワークショップ代金の支払い方法は、実施が決まった時点でお知らせしますので、その後すみやかに入金をお願いします。支払いは、PayPalというシステムを使い、クレジットカードで支払いをお願いする予定です。クレジットカードをお持ちでない方はご連絡をお願いします。
【キャンセルポリシー】
ご入金後~当日の1週間前まで: 参加費の全額を返金いたします。
当日の1週間前~当日まで: 申し訳ありませんが、返金いたしかねます。
【NPACC NZ Limited】
本ワークショップを企画している「NPACC NZ Limited」は、NZの法人です。国重浩一がディレクターを務め、バーナード紫と共同で運営しています。以前には、NZのチャリタブルトラスト(非営利団体)である「ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランド(DCNZ)」が主催していましたが、今回から、主催母体が変更になりました。
また、一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)は、本イベントに後援として協力します。本イベントには、NPACCからもスタッフが参加し、ワークショップを支援してくれます。