Fundraising Narrative Carnival 2021(1)

ファンドレイジングイベント

ナラティヴ・カーニバル

 

共催:

 ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)
 日本キャリア開発研究センター(JICD)
 日本体験学習研究所(JIEL)

協賛:

 日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)
 北大路書房

【イベントの趣旨】

 

 人生に生じた苦悩や問題のために、カウンセリングを受けることが、大切な時があります。しかし、カウンセリングを受けるための公的な支援政策が不十分なので、金銭にも苦しい状況にあると、その必要なカウンセリングを受けることができません。そのような状況にある人は、数多くいると見積もっています。

 そのような人々にカウンセリングを届けたいと考えています。このファンドレイジングイベント(活動資金を集めるための企画)において、ワークショップやセミナーを提供し、この活動から得られた収益を、無料のカウンセリングを提供するために利用いたします。

 このイベントは、趣旨に賛同する団体が主催し、講師または実行委員となってくれるボランティアなどのさまざまな人たちから協力をもらいながら実施していきます。参加費に関しても、いくつかの段階を設け、払いたいだけ払ってもらうようにしました。参加費を払うことを通じて、無料カウンセリングへの募金をするというふうに思っていただけたらと考えています。本イベントの収支、および、このイベントで得られたファンドによるカウンセリングの概要は、イベント参加者およびファンドへの寄付者に報告いたします。

 無料カウンセリング自体は、ナラティヴ実践協働研究センターを通じて提供します。本カウンセリングの詳細や申込み方法については、十分に検討し、後日公開いたします。

【スケジュール、参加費など】

 

イベント: ファンドレイジングイベント「ナラティヴ・カーニバル」

開催日: 2021年5月15日(土)~5月16日(日)

開催方法: ZOOMによるオンライン配信

参加費: 参加者が参加金額を選択できるシステム。3000円、8000円、12000円、2万円から選ぶことができます。なお、参加費の違いによって、イベントの参加条件が変わることはありません。

各プログラムへの申込み: 人数制限を設けているプログラムへの申込み方法は、本イベントに申し込んだ人にご連絡いたします。別のPeatixの申込みサイトを準備して、そこから申し込んでもらうことにする予定です。なお、個別のプログラムへの参加費は別途必要ありません。

申込先: https://fnc2021.peatix.com

問合せ先: ナラティヴ実践協働研究センター( narrative@npacc.jp )

【寄付について】

 

本ファンドレイジングイベントの趣旨にご賛同いただき、イベントとは別にご寄付いただけたら、大変ありがたいと思います。その際には、以下の口座にお振込みいただきたく、お願いいたします。

なお、振り込んでいただいた場合には、ご本人を確認させていただくために、ご本人のお名前とご連絡先の電話番号、そしてメールアドレスを、narrative@npacc.jpまでお知らせいただくようお願いいたします。

寄付振込先

【楽天銀行】

 第一営業支店 支店番号 251
 普通預金 7834885
 口座名義 一般社団法人 ナラティヴ実践協働研究センター

【郵便局】

 記号 10120 番号 93359251
 名前 シヤ)ナラティヴジッセンキョウドウケンキュウセンター

<他金融機関から振り込む場合>
 店名 〇一八(読み ゼロイチハチ) 店番 108 普通預金 9335925

「ナラティヴ・カーニバル」プログラム

2021年5月15日(土曜日)

メインホール 1
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

メインホール 2
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

持ち寄り企画 1
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 2
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 3
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

9時15分~10時00分

オープニング(主旨説明、カーニバルでの過ごし方)

プログラム 1-1
10時00分~12時30分

クロストーク「ナラティヴセラピーと女性―倫理・セラピストであること・当事者性―」

プレゼンター:安達映子、長沼葉月

内容:プレゼンターによる話題提供(おしゃべり)のあと、ホスト国重さんによるリフレクションを経て、参加者とのリフレクション。場合によってはブレイクアウトセッション機能も活用します。

ホスト:国重浩一

プログラム 1-2
10時00分~12時30分

英語と日本語の間(はざま)で

プレゼンター: バーナード紫

内容:言語学習、英語教育、英語研修等についての質問に対して、二言語で生活する体験から対応したい。英語教育の歴史的な流れ、日本の言語教育の軽視、ナラティヴにおける言語の重要性について語り、海外英語研修の意義、英会話とは?等々、ごく身近な質問を討議しましょう。

ホスト:横山克貴

プログラム 1-3
10時00分~12時30分

OOT(Out Of Tokyo)での取り組み

プレゼンター: 1期生有志(眞弓悦子[大阪]・齋藤友美⼦[愛知]・松本寛⼦[新潟])、2期生有志(小林美穂子[北海道])

内容:東京への一極集中型ではなく、それぞれの地域でナラティヴ実践が行われています。大阪・名古屋・新潟での取り組みを中心に、歴史や工夫を語り合います。皆さんの取り組みの声もぜひお聞かせください。皆さんとの意見交換も楽しみにしています。

定員:20名

プログラム 1-4
10時00分~12時30分

「<責任>の生成ー中動態と当事者研究」序章を声に出して読んでみる!あなたは、どんなところに運ばれるのでしょうか。

プレゼンター: 岩本善人・吉田成雄

内容:「<責任>の生成ー中動態と当事者研究」國分功一郎 熊谷晋一郎 新曜社刊の序章を順番に朗読して、そのあと気になったところをグループに分かれて対話します。最後に全体でディスカッション内容を共有します。グループごとのディスカッション内容は共有ツールとしてグーグルスライドで共有します。また、参加者の振返りアンケートも共有させて頂きます。

定員:20名

プログラム 2-1
13時30分~17時00分

ナラティヴ・セラピーのダイアログ上演会

プレゼンター:国重浩一

内容:参加者の協力をもらい、マイケル・ホワイトのカウンセリング・セッションと、国重浩一のカウンセリング・セッションを上演します。その後、ダイアログについて、グループに分かれたり、ディスカッションの内容を共有したりして、一緒にダイアログを読んでいきます。

プログラム 2-2
13時30分~17時00分

グループワークとリフレクティングの協働を探る

プレゼンター:津村俊充・JIELの研究員ほか

内容: JIELでは、2019年よりTグループ(非構成のグループ)とリフレクティング・グループのコラボレイティヴな学びの場づくりを試みてきています。

今回は、グループワーク(構成的グループ)による学びの場に、リフレクティング・グループが参加することで、お互いにどのようなことを体験し、何を学ぶことができるのかを実験的に探求してみたいと考えています。

グループ討議参加者は、グループのプロセスと共に自分のありようを、リフレクティング・グループは、グループプロセスからの影響や支援のありようを探求する機会になることを願っています。

定員:21名

※本プログラムには申込が必要となります。後日視聴はできません。

プログラム 2-3
13時30分~17時00分

マイケルやデイヴィッドの足跡から発掘する読書ガイド

プレゼンター:荒井康行

内容:マイケルやデイヴィッドの著作の参考文献や引用文献を踏まえ、影響を与えた先駆者を参考に、二人の思想を掘り下げましょう。今回は、主にゴフマンとその周辺に触れ、その理解を深めていきます。濃い口でマニアックな内容にならないようにしたいです。

定員:20名

ホスト:横山克貴

プログラム 2-4
13時30分~17時00分

ツリー・オブ・ライフ

プレゼンター:飯泉千雪(メイン)松本寛子・真弓悦子・齊藤友美子(サブ)

内容:1本の木を描き、それに自分の人生の軌跡を記していきます。人生を見つめ直し、語り直し、分かち合うワーク。ワーク出典:『ふだん使いのナラティヴ・セラピー 人生のストーリーを語り直し、希望を呼び戻す」(デンボロウ著、小森・奥野訳、北大路書房)

定員:12名

プログラム 2-5
13時30分~17時00分

コロナ渦道中膝栗毛

プレゼンター:実践トレーニングコース 2期生有志

内容:トレーニング2期生は、2020年春からトレーニングが始まりました。緊急事態宣言や新型コロナ感染の大きな波は、それまで当たり前だった「その場に集まり学ぶ」を当たり前ではなくしてしまいました。学びを続けるために、NPACCはハイブリットの参加方法を準備してくれました。
このカーニバルで2期生の有志が、パネリストとチームに分かれ、オンラインの学びで体験した事、学びを支えてきた事、それでもいちいち足を引っ張ってくるもの、などの質問について、取組みます。その後、視聴いただいた参加者と共にグループ・ディスカッションする時間を設けます。
私たちの「大事にしてきた事」、「これから将来に持って行ける事」は、どんな表現で姿を現わしてくれるでしょう?

定員:40名

ホスト:白坂葉子

2021年5月16日(日曜日)

メインホール 1
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

メインホール 2
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

持ち寄り企画 1
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 2
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 3
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

プログラム 3-1
10時00分~12時30分

クロストーク「ナラティヴ・アプローチの可能性〜体験からの学びを深めるために〜」

プレゼンター:津村俊充・国重浩一

内容:体験学習に取り組んできた津村俊充さんと、ナラティヴ・セラピーに取り組んで来た国重浩一が、お互いにインタビューし合いながら、ナラティヴ・アプローチの可能性について語り合います。その後、参加者の皆さんが自由に意見交換する時間をとりたいと思います。進行は、大塚弥生が務めます。

ホスト:大塚弥生

プログラム 3-2
10時00分~12時30分

循環畑とフレデリック・ラルーさんとの対話から観る「ティール組織」と「ティール社会」

プレゼンター:吉原史郎・吉原優子

内容:まず、循環畑で起きている「自然のいのちの循環」について、お伝えします。次に、循環畑を通じて、皆さんが感じられたことを起点に対話を行います。最後に、生命体的組織に例えられる「ティール組織」で重要となる「エボリューショナリーパーパス」の「エボリューショナリー」について、「自然のいのちの循環」及び著者のフレデリック・ラルーさんとの対話を回想しながら、お伝えします。今、世界でも経営方法の選択以上に「暮らしの選択(Choice of Life)」が大切になっています。「どのような暮らしに繋がる製品やサービスを日々生み出しているのか?」、フレデリックさんの言葉をかりると私たちの「インテグリティー(誠実さ、正直さ、全体性と共に分断されていない状態等)」がますます重要になっています。『Reinventing Organizations(フレデリック・ラルー)』や 翻訳本の『ティール組織(英治出版)』、関連書籍等を少しでも読まれている方だと、本プログラムをさらに楽しんで頂けると思います。

プログラム 3-3
10時00分~12時30分

佐治守夫先生の面接から考えるカウンセラーの対応の実際

プレゼンター:八巻甲一

内容:日本での来談者中心療法(CCT=PCA)の実践家としてその臨床活動に精力を注いだ佐治守夫先生の面接ビデオを視聴し、CCTの実際に触れてみます。合わせて、ナラティヴ・アプローチとの違いと重なるところを考えてみようという企画です。講座ではないので、自由な意見交換と感想を語り合う場になればと思います。カウンセリングを学んでもその実際に触れる機会はあまりないのではないでしょうか。プロのカウンセラーの実際の面接場面を視聴出来ます。視聴ビデオ:治療的面接の実際「Tさんとの面接」1992、日本・精神技術研究所発行

定員:40名

ホスト:横山克貴

プログラム 3-4
10時00分~12時30分

ナラティヴ実践トレーニングコース なんでも玉手箱

プレゼンター:1期生&2期生有志(岩本善人・小林美穂子・齋藤友美子・松本寛子・真弓悦子・吉田成雄・笹田裕彦・園木紀子)

内容:NPACCのナラティヴ実践トレーニングコースを受講しているメンバーが、トレーニングの中で考えたことや感じたことを、とりとめもなく話します。
パイロットコースとしてスタートし、2年間のコースを修了したばかりの1期生、コロナ禍の中オンラインでナラティヴに出会い続けてきた2期生。それぞれがトレーニングを通して、考えたこと、感じたこと、沸き起こってきたことなど、1期生2期生の有志が気ままに声に出していきます。

定員:20名

プログラム 3-5
10時00分~12時30分

チームに向けた関係性コーチング体験会

プレゼンター:津村英作

内容:関係性コーチングの考え方、特に組織/チームの発達に向けたコーチングの考え方について知ることができる。また具体的な実践手法についても体験学習を通じて学ぶことができる。参加者は擬似的なチームとしてその場の中にチームとして醸成を体感することになるでしょう。

定員:18名

プログラム 4-1(開催時間に注意)14時00分~16時00分

キャリアのカウンセリングとナラティヴ―JICDの楽屋 公開非公式会話-

プレゼンター:JICD

内容:JICDはキャリア開発の理念を基に、日本におけるキャリア開発及びキャリア・カウンセリングに取り組み11年目を迎えました。月に1回の理事が集まりキャリアのカウンセリングについてワイワイガヤガヤ熱い会話をしています。普段は公開しない楽屋話を公開します。キャリアのカウンセリングとナラティヴの取り組みや思いをお聞きいただき、その後参加者と一緒に語り合いたいと思っています。

プログラム 4-2
13時30分~17時00分

ナラティヴの言葉 私のなかで響き渡るフレーズ

プレゼンター:1期生&2期生有志(岩本善人・齋藤友美子・松本寛子・真弓悦子・笹田裕彦・園木紀子・小林美穂子)

内容:ナラティヴ・セラピーではナラティヴならではのユニークなフレーズやワードがあります。それらの言葉が紡ぎ出すものは、深い意味があり、時に琴線に触れ、時に心の支えになり、そして新たなひらめきをもたらすことも少なくありません。
花吹雪のように自分のもとに舞い降りたワード、心の土壌に根付いたフレーズを、紹介します。
参加者の皆さんも、良ければご自分の「私のなかで響き渡るフレーズ」を持参して、一緒に語り合いませんかもちろん他の方の心に響き渡るフレーズを一緒に味わってみたい方もご参加ください!

プログラム 4-3
13時30分~16時30分

ブランディングから考える自分らしさとは

プレゼンター:松本加奈子

内容:私たちは日々たくさんのブランドに囲まれていて、活用しています。ブランドは私たちの生活や経験を豊かにしています。そのようなブランドやブランディングについて一緒に考え、アイディアを共有してみましょう。また、私たち一人ひとりもブランドだと捉えてみることで、新しい自分らしさに出会えるかもしれません。参加者の方々と共に、ナラティヴ・アプローチのエッセンスを少し取り入れたワークや対話を通じて発見する時間を持ちたいと思います。

定員:20名

プログラム 4-4
13時30分~16時30分

ファシリテーションの基本概念とナラティヴ・アプローチのつながりを考える

プレゼンター:飯島邦子

内容:ファシリテーションとは、一言でいうなら、”し易くする”ための働きかけです。会議進行のスキルをイメージする方も多いかもしれませんが、何をし易くするのかによっては幅広い捉え方をすることができます。今回はそのファシリテーションの基本概念について体験を通してお伝えします。その上で、ナラティヴ・アプローチとのつながりについて、参加者の皆さんと共に探究します。

定員:25名

プログラム 4-5(開催時間に注意)15時00分~16時40分

フィンランド風おはなし会~対話の実践ガイドラインのリフレクティングワークを参考に~

プレゼンター:戸田周公

内容:聴くことと話すことをしっかり分けて、安心して話ができる対話の形式を活用します。少人数のグループにわかれ、相手の話を聴いたり、自分の話を聴いてもらえたりしながら、安心できたり、多様な視点を感じたりする時間をともに過ごせるようなイメージです。

定員:15名

17時30分~18時30分

クロージング

メインホール 1
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

メインホール 2
 期間限定で後日視聴可

 参加人数制限なし
 事前申込み必要なし

持ち寄り企画 1
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 2
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

持ち寄り企画 3
 後日視聴不可

 参加人数制限あり
 事前申込みが必要

プレゼンター(五十音順、敬称略)