えぬぱっくの本棚(3冊目) 『逃走線をたどる:ジル・ドゥルーズの仕事が持つナラティヴ実践に与える意味』
2024-09-02えぬぱっくの本棚(5冊目)『ナラティヴ、ポスト構造主義、社会正義』
2024-10-07えぬぱっくの本棚(4冊目)
下村英雄(著)『社会正義のキャリア支援: 個人の支援から個を取り巻く社会に広がる支援へ』
■「えぬぱっくの本棚」について
カウンセリングやセラピーに取り組む中では様々な書籍や文献に出会うことになると思います。そうして魅力的な本に出会った時、その本の中身や、そこから着想を得て膨らませたアイデアを、誰かと話したくなった経験は誰にもあるのではないかと思います。NPACCでも、しばしばオフの時間にそうした会話が展開するのですが、この会話をもう少し広げてみることはできないだろうか、と思いました。そこで、その時々に出会い、魅力を感じた書籍や文献をシェアし、興味を持った人たちで会話を広げていくような機会を作ってみたいと考えています。
取り扱う書籍や文献は、NPACCの興味関心上、ナラティヴ・セラピーに関係するものや、近い領域のものになると思いますが、それに限らず大切さや興味深さを感じたものがあれば積極的に取り組んでいきたいと思います。
形としては、プレゼンターが、読んで惹かれた、あるいは発想を膨らませた本の内容をみんなで読んだり、プレゼンターが説明したり、考えたことをシェアしたりしつつ、小グループでのディスカッションなどを通して、参加している人たちで、それを基に会話できる時間を設けていく予定です。
平日夜に2時間半ほどの時間で開催してみようと思っています。連続講座のようなものではありませんので、1回ごとにお申込みいただけます。なお、このイベントの開催は、本との出会い次第ですので不定期になります。
参加したかったけど時間が合わなかったという人のために、その時のプレゼンテーションを録画して、後日視聴もできる形を作っておきたいと思います。
■ 今回扱う書籍・文献
下村英雄(著)『社会正義のキャリア支援: 個人の支援から個を取り巻く社会に広がる支援へ』 Amazon:https://amzn.to/4e9c7o6
下村英雄さんは、最近の海外の動向について『社会正義のキャリア支援』にまとめてくれています。これは、キャリアの領域において、人を支援する際には、多文化や社会正義という視点が必要になってきたことを示しています。
キャリア支援がどのようなものになってきているのかについて概要を把握するためには実に大切な書籍ですので、今回はこの本を紹介したいと思います。
そして、キャリア支援が多文化や社会正義の領域まで足を踏み入れるとき、ナラティヴ・セラピーがこれまで取り組んできたことが大いにいかせるのではないかと考えています。
※ 資料のダウンロード方法:本プログラムに申込完了後、Peatixにログインしていただき、「マイチケット」を選択してください。本イベントのチケットにある「イベントに参加」ボタンを押しますと、資料のダウンロード先のリンクが表示されます。なお資料は、イベント開催の数日前ぐらいにアップします。
日時:2024年12月27日(土)19:30~22:00
開催形式:オンライン(zoom)
今回のプレゼンター:国重浩一
ファシリテーター:白坂葉子、横山克貴
当日参加チケット、及び録画視聴券:¥3,850(¥3,500+税)
参加枠:45名ほど
*録画視聴可能期間は、録画を共有してから半年ほどとします。
申込先:https://npaccnohondana202412.peatix.com
主催:ナラティヴ実践協働研究センター