参加者からの声〈9〉リスニング実践トレーニングコース2023後期平日夜(火・木)

ニュージーランドで感じ、学ぶナラティヴ・セラピー・ワークショップ 2024年8月
2024-03-17
ナラティヴ・プラクティスからのリフレクション
2024-04-13
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リスニング実践トレーニングコース(2023後期平日夜(火・木))に参加された方から、参加したことのに対する感想を頂戴していますので、共有いたします。なお、この感想は、ご本人の許可を頂いたものだけです。リスニング実践トレーニングコースを参加して、他の人がどのようなことを感じ、考えたのかを知ることは、自分の振り返りに役立つことがあります。また、本コースへの参加を検討している方も参考になると思います。

なお、2024年のコースも受付を開始していますので、興味がある方は是非とも検討をお願いします。

◯リスニング実践トレーニングコース「リスニング道場〜豊かな会話をめざす~」平日昼コース(第10期)
https://npacc.jp/2024/3900/
◯ リスニング実践トレーニングコース「リスニング道場〜豊かな会話をめざす~」平日夜コース(2024年)
https://npacc.jp/2024/3907/

1.この講座に参加しての感想、考えたこと、これから取り組んでみようと思ったことなどを教えてください。 
多分この講座は7回目の参加だったと思います。仕事の労働相談では、事実については焦点をあてて聞いていきますので、その時に相談者の感情や思いをていねいに聞くことはありません。最初はそうした仕事で身につけてしまった私のリスニングの癖からなかなか抜け出ることはできませんでしたが、重ねて参加しているうちに少しづつですが、感情に焦点をあてて聞くことができるようになり、変化があるように感じています。
また、指導者の方により指導の方法が異なることもいろいろな体験ができいいなと思っています。カウンセリングの技法の考え方を説明をしていただき、実際のケースに基づいて伝え返しをするポイントを説明していただくこともあります。何回もおっしゃっていただくことにより、少しづつですが理解が深まっているように感じています。
また、今回は逐語記録の検討で、RC(リフレクシヴ・コンバセーション)を取り入れた振り返りもありました。可能性の生成で指導者やメンバーの方の様々の可能性の考えを聞くことにより、そのケースに関わる視野が広がるように感じています。
これからも日程が合えば続けて学んでいきたいと思っています。
参加者から多角的な視点を学ぶことができました。時には、自分の内省につながったり、こんなことも考えていたなと自己理解を深めることができました。今後も参加する予定です。
2回目の参加でした。1回目から2年くらい経っていました。1回目に比べると逐語をどう見ていくか、逐語を読むことで得られることが少し体験できた気がします。まだ他の人の逐語を読んでどう考えたらいいのかが慣れないなぁと思いました。もう少し経験を積んでみようと思いました。
逐語の文章で気持ちや大事なところに目がいくように、それがセッション中に気づけるようになりたいです
今回は特に、検討時に提出者が傷つかない配慮がなされている、と感じました。
検討時の雰囲気が温かく、最初に「良かったところ」から始める事で自分でも「下手だったな」と思って緊張しているので、励まされたようで、正直嬉しかったです。また、「こう返してみるのはどうかな・・」という姿勢が、それぞれの提案をそっと「お盆に乗せる」という『オープンダイアローグ』の様で、安心してその場にいられたので、思考や直観が自由に広がる感じがしました。終わってからも「自分にもできるかも・・少しづつでも頑張って先へ進もう・・!」という気になり、意欲がわくと同時に、何よりも他者に対峙する時の姿勢が優しくなれるような気がします。その事はきっと、カウンセリングにも大事な事なのだろうとも・・・。
逐語記録作りを通して、自分の話し方の癖に気付きました。相槌のタイミングや要約について考え直すきっかけをつかむことができました。また毎回の検討会で、様々な質問の仕方について検討し合うことも楽しい経験でした。じっくりと考え、様々な質問の可能性を探ることは、リスニングの幅を広げることにつながると思いました。
逐語を起こしクライエントさんの言葉を自分一人で、そして先生を交えた第三者とともに読むことの大切さと、それが安心して行える場所があることへの有難さを感じています。
また夜コースの魅力の一つは、講師が二人いらっしゃることだと思いました。
事例へのアプローチ法やコースへのかかわり方も先生の個性が反映されているので、様々な視点を得ることが出来ました。
実際に行う面談を扱うことで、具体的にそこに起こることを題材に学べるトレーニングです。自分が行った面談を扱う回は緊張感がありながらもその分気づきも多くなります。また、自分がクライエント役だった回には、自己理解につながります。他のメンバーの面談を検討する会にはより客観的な視点を持てることもわかりました。継続的に受講することで、自分の中でリスニングについての考えが深まっている感覚を持てています。
いつものことですが、自分のカウンセリングの癖がどのように変化しているのか、定点的に確認する機会になっています。
簡単にスキルが向上するとは思えませんが、確認することで、次の取り組みへの原動力になっています。